スカラ座から世界へ

南條年章/林康子
A5版 4C:8p+1C 578p/上製本/CD付
定価4,000円+税(4,320円)
発行:フリースペース/発売:星雲社

誰も憧れ、成すことがむずかしいミラノ・スカラ座に若くしてデビューし、世界の劇場で数々の主役を大指揮者、名歌手と共演してきた林康子さんの生い立ちから今日に至る活動の全容を記録。林康子さんの舞台に接した方々なら思い出が甦るでしょう。そして、これほどの歌手が日本にいることに驚かれるでしょう。
また、本人の回想による学生時代の勉強、レパートリーの選択、世界の舞台で主役を歌う日本人ならではの苦労やエピソードは、声楽を学ぶ学生の皆さんや世界を目指す若い歌手の皆さんにとって大きな励ましとなるでしょう。
さらに、若き日のレッスンやリハーサルでのカセットテープに残された輝かしい声と歌唱を1枚のCDが付いています。

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目次

スカラ座から世界へ・目次
第1章 オペラ歌手への道
▪歌の好きな少女………17
▪突然の声楽志望………25
▪東京藝術大学入学/柴田睦陸先生………30
▪初めてのオペラ出演………38/ワーグナー/ルッチ/小澤征爾
▪イタリア留学へ………43/藤原義江
▪失望の中の留学生活………51
▪運命の出会い/リア・グアリーニ………55
▪スカラ座養成所/ディ・ステファノ………64
▪マリア・カラスとの出会い………75
▪スカラ座デビュー/ライモンディ(ジャンニ)………82
▪世界への扉を拓いたロッシーニコンクール………96
第2章 世界で歌う
▪一九七三年………114
フィレンツェ歌劇場《道楽者のなりゆき》/バルトレッティ
ロンドン・ロイヤル・フェスティヴァル・ホール《ユダヤの女》/タッカー
フェニーチェ歌劇場/プレートル
シカゴ・リリック・オペラ《マリア・ストゥアルダ》/カバリエ
ローマ歌劇場《泥棒かささぎ》の現代蘇演
▪一九七四年………135
トリノ王立歌劇場《エジプトのモーゼ》/モリナーリ・プラデッリ
フェニーチェ歌劇場《蝶々夫人》/デ・ファブリティス
コヴェント・ガーデン《ドン・ジョヴァンニ》
エクス・アン・プロヴァンス音楽祭《ルイーザ・ミラー》/アラン・ロンバール
サンパウロ歌劇場《蝶々夫人》
ウィーン・コンツェルトハウス《メフィストーフェレ》/ギャウロフ
▪一九七五年………151
コヴェント・ガーデン《蝶々夫人》/カレーラス
ヴェローナ野外劇場《トゥーランドット》/ドミンゴ
コヴェント・ガーデン/ガラ・パフォーマンス《愛の妙薬》/カレーラス
▪一九七六年………170
ローマ歌劇場《ラ・ボエーム》
東京文化会館《蝶々夫人》/マダムバタフライ世界コンクール
RAIトリノ《ビアンカとフェルナンド》/ボニゾッリ
カラカス歌劇場《椿姫》《蝶々夫人》
エクス・アン・プロヴァンス音楽祭《ドン・ジョヴァンニ》
ペルージャ音楽祭《ヘラクレス》
ナンシー国立歌劇場《ドン・ジョヴァンニ》/ライモンディ(ルッジェーロ)
バイエルン国立歌劇場《椿姫》/クライバー
ボルドー歌劇場《蝶々夫人》/バキエ
コヴェント・ガーデン《ラ・ボエーム》/カレーラス
▪一九七七年………194
ワシントン・オペラ《蝶々夫人》/カーター大統領
ハンブルク《ラ・ボエーム》/パタネ
コヴェント・ガーデン《ドン・ジョヴァンニ》/ハイティンク
スカラ座《ラ・ボエーム》
パレルモ・マッシモ劇場《蝶々夫人》/ジャコミーニ
RAIローマ《スターバト・マーテル》/ガヴァッツェーニ
ペルージャ音楽祭《ホヴァンシチーナ》/ギャウロフ
オマハ歌劇場《蝶々夫人》
ウィーン国立歌劇場《椿姫》/エレーデ/ミルンズ
▪一九七八年………215
バーリ・ペトゥルツェッリ歌劇場《椿姫》
コヴェント・ガーデン《蝶々夫人》
トリノ王立歌劇場《ドン・ジョヴァンニ》/ゲンチャー
スカラ座《蝶々夫人》
パレルモ・マッシモ劇場《トゥーランドット》
RAIトリノ《プスコフの娘》
エクス・アン・プロヴァンス音楽祭「教会音楽」/レッパード
シカゴ・リリック・オペラ《蝶々夫人》/シャイー
ニース歌劇場《フィガロの結婚》
▪一九七九年………228
RAIトリノ《イ・リトゥアーニ》/ガヴァッツェーニ
スペイン・リセオ大劇場《つばめ》
パレルモ・マッシモ劇場《マノン・レスコー》/デ・ファブリティス/チェッケレ
スカラ座《道楽者のなりゆき》/シャイー
シチリアでの連続公演《キリストの昇天》
クレーマ大聖堂/ボッテジーニ《レクイエム》
マルティーナ・フランカ音楽祭《マリア・ストゥアルダ》
ペルージャ音楽祭《オリンピア》/シチリアーニ
マッシモ・ベッリーニ劇場/ドニゼッティ《レクイエム》/ケルビーニ《ミサ》
トレヴィーゾ、ロヴィーゴ《蝶々夫人》
スカラ座《二人のフォスカリ》/カプッチッリ/ヌッチ/サルディネーロ
▪一九八〇年………250
フィレンツェ歌劇場《蝶々夫人》/パネライ
バルセロナ・リセオ大劇場《ラ・ボエーム》/アラガル
ニース歌劇場《アンナ・ボレーナ》/ヴァルマン
スカラ座《道楽者のなりゆき》
マドリード・サルスエラ劇場《トゥーランドット》/カバリエ/ボニゾッリ
ナポリ・サン・カルロ歌劇場《蝶々夫人》
南アフリカ《蝶々夫人》
サンフランシスコ歌劇場《蝶々夫人》/チョン・ミュンフン
イタリア大震災支援コンサート/パヴァロッティ/スコット
トレヴィーゾ歌劇場/ロッシーニ《エジプトのモーゼ》/ジャイオッティ
▪一九八一年………271
ニース歌劇場《ドン・ジョヴァンニ》
トリエステ・ジュゼッペ・ヴェルディ市立歌劇場 《イル・トロヴァトーレ》
RAIミラノ《アブラハムとイザク》
プラハの春音楽祭《ドン・ジョヴァンニ》/ミルンズ
ベルリン・ドイツ・オペラ《ドン・ジョヴァンニ》/ローレンガー
イスラエル《イル・トロヴァトーレ》《蝶々夫人》
ボン市立歌劇場《コシ・ファン・トゥッテ》/パネライ
▪一九八二年………287
フィラデルファィア《イル・トロヴァトーレ》/ブレンデル
バルセロナ・リセオ大劇場《蝶々夫人》
ボローニャ市立歌劇場《ドン・ジョヴァンニ》
ベルリン・ドイツ・オペラ《イル・トロヴァトーレ》《蝶々夫人》
東京文化会館/藤原歌劇団《アンナ・ボレーナ》
チリ・サンティアゴ《ラ・ボエーム》/リーマ
ヴェネツィア・フェニーチェ歌劇場《マーラー・復活》/インバル
ライプツィヒ/ドレスデン《イル・トロヴァトーレ》
▪一九八三年………297
カターニャ・マッシモ・ベッリーニ劇場《マリア・ストゥアルダ》
南アフリカ《蝶々夫人》
ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ歌劇場《コシ・ファン・トゥッテ》/マテウッツィ
スカラ座《コシ・ファン・トゥッテ》/ムーティ
ヴェローナ野外劇場《蝶々夫人》/パネライ
ベルガモ・ドニゼッティ劇場《スターバト・マーテル》《ミゼレーレ》/ガウァッツェーニ
ベルガモ・ドニゼッティ劇場《アンア・ボレーナ》
スイス・ルガーノ《イル・トロヴァトーレ》/コッソット
トレヴィーゾ歌劇場《ルイーザ・ミラー》
▪一九八四年………314
ボローニャ市立歌劇場《ドン・ジョヴァンニ》
《イル・トロヴァトーレ》の連続公演/コッソット
スカラ座《イ・ロンバルディ》/ガヴァッツェーニ
東京文化会館/藤原歌劇団《マリア・ストゥアルダ》
アルゼンチン/テアトロ・コロン《蝶々夫人》
ベルリン・ドイツ・オペラ《蝶々夫人》《ドン・ジョヴァンニ》
シュットゥトガルト州立歌劇場《ドン・ジョヴァンニ》/シェーネ
モネ劇場への緊急出演
▪一九八五年………328
ジェノヴァ/カルロ・フェリーチェ歌劇場/ドニゼッティ《世界の洪水》
ボローニャ市立歌劇場/新演出の《蝶々夫人》
突然のハンブルク歌劇場《蝶々夫人》/パネライ
マチェラータ音楽祭《アイーダ》/コッソット
東京文化会館/藤原歌劇団《マノン・レスコー》
スカラ座《蝶々夫人》/マゼール/浅利慶太/森英恵/ドゥヴォルスキー/ポンス
▪一九八六年………355
スカラ座《イ・ロンバルディ》
突然の出演が多かったベルリン・ドイツ・オペラ
スカラ座《アイーダ》/パタネ
サルデーニャ島連続公演/《蝶々夫人》
マチュラータ音楽祭《イル・トロヴァトーレ》/コッソット/ヴィンコ
ユニセフ・チャリティー・コンサート/マゼール
アヴィニョン市立歌劇場/新発見《アイーダ》
パーム・ビーチ《マノン・レスコー》/グアダーニョ
急遽ベルリンへ《ドン・ジョヴァンニ》/プライ
▪一九八七年………371
最初で最後の《エルナーニ》/村上春樹氏
相次ぐ《蝶々夫人》
フランス・トゥーロン歌劇場《ドン・ジョヴァンニ》
スカラ座《蝶々夫人》
ドレスデン《蝶々夫人》
トラーパニ音楽祭/十年ぶりの《椿姫》
ルーゴ野外劇場《マノン・レスコー》
ヴェローナ野外劇場《蝶々夫人》
ベルガモ・ドニゼッティ劇場/初めての《ファウスタ》
エジプト・カイロ・ピラッドを背景に《アイーダ》
東京文化会館/藤原歌劇団《イル・トロヴァトーレ》
ボン歌劇場/大作《ドン・カルロ》に初挑戦/タルヴェーラ/バルツァ
▪一九八八年………384
不愉快だったジェノヴァの出来事《蝶々夫人》
連続する《蝶々夫人》
スペイン・マラガ/バレンシア《蝶々夫人》
マンハイム国立歌劇場《蝶々夫人》
ノヴァーラ野外劇場/大傑作《ノルマ》デビュー
カリアリ/アンフィ・テアトロ・ロマーノ《トスカ》デビュー/ヴィクセル
ベルガモ/ドニゼッティ劇場《ルクレツィア・ボルジア》デビュー/ラ・スコーラ
ウィーン国立歌劇場《マリア・ストゥアルダ》/バルツァ
東京・倉敷・高松・神戸/藤原歌劇団《蝶々夫人》
▪一九八九年………399
東京/横浜 《ドン・カルロ》
強大なアレーナで《アイーダ》/コッソット/ボニゾッリ
アヴィニョン古代劇場《イル・トロヴァトーレ》
アドリア市立歌劇場《蝶々夫人》
東京/横浜/藤原歌劇団《アイーダ》
▪一九九〇年………403
ウィーン国立歌劇場《蝶々夫人》
サントリー音楽賞受賞記念コンサート
スペイン/ラス・パルマス《ノルマ》/ジャイオッティ
愛知芸術劇場《蝶々夫人》
ナポリ/サン・カルロ歌劇場《蝶々夫人》/ボロニーニ
東京/新宿文化センター/藤原歌劇団《ドン・ジョヴァンニ》
▪一九九一年………407
ローマ歌劇場《カルミナ・ブラーナ》
パレルモ/マッシモ歌劇場《ルクレツィア・ボルジア》/ガヴァッツェーニ
パーム・ビーチ《蝶々夫人》/グアダーニョ
レーコード録音「プッチーニとヴェルディ」
マチェラータ音楽祭《蝶々夫人》
リリコ・ディ・カリアリ歌劇場《マノン・レスコー》
▪一九九二年………413
東京文化会館/藤原歌劇団《ノルマ》
▪一九九三年………413
マルサーラでジョイントコンサート/ボッチェッリ/マルティヌッチ
広島/アステールプラザ大ホール《蝶々夫人》
スペイン/マリョルカ島《ノルマ》
東京/オーチャードホール/藤原歌劇団《ラ・ボエーム》
モデナ市立歌劇場《蝶々夫人》
▪一九九四年………414
よこすか芸術劇場/東京文化会館《蝶々夫人》
サントリーホール「心からの感謝をこめて」コンサート
▪一九九五年………414
アンコーナでガラ・コンサート
▪一九九六年………414
東京/横浜/藤原歌劇団《トスカ》
▪一九九七年………415
ベルリン国立歌劇場《蝶々夫人》
第3章 日本で歌う417
▪一九七六年………418
マダム・バタフライ世界コンクール《蝶々夫人》
▪一九八二年………422
日本オペラ界に衝撃/藤原歌劇団《アンア・ボレーナ》/パスティネ・ナーヴェ/粟國安彦/
下八川共祐
毎日芸術賞/ウィンナー・ワールド・オペラ大賞
▪一九八四年………432
藤原歌劇団《マリア・ストゥアルダ》/ガラヴェンタ/ガット
▪一九八五年………436
藤原歌劇団《マノン・レスコー》/五十嵐喜芳/グアダーニョ
▪一九八七年………439
藤原歌劇団《イル・トロヴァトーレ》/コッソット/ランベルティ
▪一九八八年………444
東京・倉敷・高松・神戸/《蝶々夫人》の巡回公演
サントリー音楽賞受賞
▪一九八九年………448
藤原歌劇団《ドン・カルロ》/カプッチッリ
藤原歌劇団《アイーダ》/コッソット/ジャコミーニ
▪一九九〇年………454
サントリー音楽賞受賞記念コンサート
愛知芸術劇場《蝶々夫人》
藤原歌劇団《ドン・ジョヴァンニ》
▪一九九二年・・・・・・・・・456
藤原歌劇団《ノルマ》/ジャコミーニ/コロンバーラ
▪一九九三年………456
広島アステルプラザ大ホール《蝶々夫人》
藤原歌劇団《ラ・ボエーム》/市原多朗
▪一九九四年………457
よこすか芸術劇場オープニング公演《蝶々夫人》
記念碑的コンサート
▪一九九六年………463
藤原歌劇団《トスカ》/市原多朗/直野資
第4章 新たな出発465
▪東京藝術大学着任………466
▪教育活動の中でのオペラ出演
新国立劇場開場公演《建》/一九九七年/團伊玖磨/星出豊
千葉県文化会館《蝶々夫人》/一九九八年
愛知県芸術劇場《ルイーザ・ミラー》/一九九八年/若杉弘/市原多朗/直野資
新国立劇場《蝶々夫人》/一九九八年/菊池彦典
長崎ブリックホール《蝶々夫人》/一九九八年
びわ湖ホール《群盗》/一九九九年/若杉弘
新国立劇場《トスカ》/二〇〇〇年/クピード/ポンス/直野資
ヤスコ・ハヤシの復活《ノルマ》/二〇〇七年
▪東京藝術大学退官………480
最後の《蝶々夫人》/二〇〇八年/菊池彦典
初役《マクベス》に挑戦/二〇一〇年/折江忠道
▪教育活動の中でのコンサート………482
▪現在、そしてこれから………484
林康子公演記録524
▪出演したオペラと作品・宗教曲………524
▪出演したおもな劇場と演目………521
▪おもな共演者………513
・指揮者・演出家・歌手
▪公演記録(年代順)………507

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